こんにちは!
深海Collectite・イラストレーターのKamahiroです。
深海魚が好きで、同じ深海魚好きさんたちが気軽深海魚グッズを持てるように、
深海魚たちをかわいいイラストにしたグッズを作成しております。
深海は地球上で最も神秘的で未知の領域の一つです。
暗闇に包まれたこの世界には、驚くべき生物たちが暮らしていたり、
こんなに調査が進んだ現代でも、まだまだ知られていない未知の世界が広がっています!
この記事では、深海の基本から有名な深海生物、そして日本の深海まで幅広く紹介します。
深海とは?
そもそも「深海」とは何を指すのでしょうか?
深海とは、海洋の最も深い部分で、通常200メートル以上の深さを持つ領域を指します。
…ということは、200メートル以下は深海と呼ばれ、
そこに生息している生物は深海魚・深海生物と呼ばれます。
海洋の総深度の約80%がこの深海に該当し、圧力は非常に高く、光はほとんど届きません。
この領域では、驚異的な適応能力を持つ生物たちが生息しています。
有名な深海生物について
深海には独特な特徴を持つ生物が多くいます。
その中でもよくテレビに出ていたりグッズになっていたり水族館にいる、有名な深海生物たちを紹介します。
巨大な体と長い触腕を持つイカで、最大で14メートルに達することもあります。
ダイオウイカは背骨を持たない生物としては地球上で最大級の大きさであり、直径30cmにもなる巨大な眼をもっています。
生きた姿をとらえた例は少なく、その生態はいまだに多くの謎に包まれており、同じく大きな体を持つ「マッコウクジラ」が天敵といわれています。
深海生物に詳しくない人でも「深海のアイドル」と呼ばれるメンダコは知っている方が多いのではないでしょうか?
ウサギのような耳のヒレとつぶらな瞳がかわいい生物です。
「タコ」ですが墨袋をもっていないので、一般的なタコのように墨を吐くことはありません。
体がとっても柔らかく、海中から陸に上がると体が支えきれず体がぺっしゃんこになってしまいます。
水族館で飼育されることはとても珍しいですが、実際のメンダコは私たちのよく知っているあのタコにそっくりでした。
ダイオウグソクムシは主に深海底の泥や砂の中で生活しています。
ダイオウグソクムシは掃除屋のような役割を果たしており、死んだ魚やクジラ、その他の動物の死骸を食べます。
そのため、食物が豊富でない深海では、食べ物が手に入るときに大量に食べ、長期間絶食することもできます。
水族館で飼育されていたダイオウグソクムシが、5年以上何も食べずに生き続けたことが報告されておりました。
深海に生息する世界最長の硬骨魚として知られ、その全長は最大で11メートルに達します。
細長い銀色の体に鮮やかな赤い背びれが特徴的で、伝説や神話にも登場します。
深海から漂流してくることがあり、その姿を目撃すると地震の前兆だと言われていますよね。
(この説に根拠はないそうですが…)
普段は深海のプランクトンや小魚を食べて暮らしており、神秘的なその存在は、深海の謎を象徴する存在です。
ユニークな外見で知られる深海魚で、水中では丸くてゼリー状の体でふわふわと漂っています。
その愛嬌のある顔立ちから「ブロブフィッシュ」とも呼ばれますが、深海では体がしっかりしており、捕食者から身を守るための擬態能力も持っています。
陸に上がるとぺっしゃんこになってしまい、「世界一醜い生物」とも呼ばれています。
深海生物の適応能力
あまり食べ物もなく、光の届かない深海で生きていくために、深海生物は独特の特徴を進化させています。
高圧に耐える体構造
深海は非常に高圧な環境のため、深海生物は柔軟な体組織や、体内にガスを含まない構造を持つことで、高圧に耐えています。
低温適応
深海の水温は非常に低く、深海生物は酵素や細胞膜の構造を変えることで、低温でも正常に機能することができます。
暗闇での視覚能力
深海は光がほとんど届かない暗闇の世界です。一部の深海生物は光を発する生物発光(バイオルミネセンス)を利用して、獲物を引き寄せたり、コミュニケーションを取ったりします。
発行できる深海生物が多いのはこのためなんですね。
特殊な栄養摂取法
深海では食物資源が乏しいため、深海生物は多様な食物摂取法を持っています。
たとえば、化学合成細菌と共生することで有機物を作り出す生物や、沈降してくる有機物を効率的に利用する生物がいます。
酸素の効率的利用
深海は酸素濃度が低い場合が多いので、深海生物は酸素を効率的に利用するための特殊な血液タンパク質や呼吸器系を持っています。
低代謝
エネルギー消費を最小限に抑えるために、深海生物は低代謝を維持する能力を持っています。
これにより、少ない食物資源でも長期間生存することができます。
研究が進んでいるとはいえ、昨今ではまだまだ生きた状態での調査や研究は難しいのが現状です。
深海生物の特徴や能力は未知であり、非常に興味深い分野となります。
深海探査の最前線
近年の技術進歩により、深海探査はますます進化しています。
その調査で使われている、最新の探査機器や研究成果について紹介します。
これらの技術は、深海の理解を深め、新たな発見へとつながっています。
日本の深海はどこにある?
深海魚が漁で獲れることがある日本の海を5つご紹介します。
1. 沼津港(静岡県)
沼津港は、静岡県の静岡市にある漁港で、富士山の近くに位置します。
ここは深海魚や珍しい海産物が豊富に水揚げされる港として知られており、
ダイオウイカやアングラー・フィッシュなどの深海生物も見つかることもあります。
沼津港には多くの魚市場やレストランがあり、新鮮な深海魚を味わうことができます。
2. 和歌山港(和歌山県)
和歌山港は、紀伊半島の南端に位置し、深い海域が近くにあります。
ここでも深海魚の漁獲が行われ、特に深海魚の漁獲量が多いことで知られています。
和歌山港周辺の市場では、深海魚や珍しい海産物が販売されており、観光客にも人気です。
3. 鹿児島港(鹿児島県)
鹿児島港は、九州の南端に位置する港で、深い海域が近くにあります。
鹿児島県では、さまざまな深海魚が水揚げされることがあり、特に深海性の魚が多く見つかります。
鹿児島港周辺には、新鮮な魚介類を楽しめる市場やレストランもあります。
4. 三崎港(神奈川県)
三崎港は、神奈川県の三浦市に位置する漁港です。
東京湾から近く、深海魚の漁獲が行われることがあります。
特に新鮮な魚が集まる市場として知られています。
三崎港の市場では、深海魚を含む多種多様な海産物が販売されており、観光地としても人気です。
5. 宮城港(宮城県)
宮城港は、宮城県の仙台市にある港で、深海魚の漁獲が行われる地域です。
深海魚を含む豊富な海産物が水揚げされることで知られています。
宮城港の市場では、鮮度の良い深海魚を含む海産物が販売されています。
深海魚はどうやって見れる?
さて、実際に深海魚を見てみたい!と思った方、
続いては深海生物たちを実際に見ることができる方法をお教えします!
1.水族館にいく
一番簡単で気軽に深海魚を見れる方法です。
ただ、深海生物を生きたまま捕獲したうえに飼育するというのは本当に難しいことなので、
あまり多くないというのも現状ではありますが、よく見ることができる水族館をご紹介します。
- 東京スカイツリータウン® ソラマチ® 水族館(東京都)
…ちなみに私は全部の水族館に行ったことがあります(笑)
他にも深海生物が見れる水族館はたくさんありますので、
ぜひ実物を見てみてくださいね!
2.潜水艦やROV(遠隔操作型探査機)
一般の人が利用できることは少ないですが、科学者や探検家が深海探査に使う技術です。
最近では、特別なツアーで体験できる場合もあります。
最後に
いかがでしたでしょうか?
すこしは深海がどういう世界なのか、知っていただきましたでしょうか?
まだまだ未知なことが多く、
見た目にインパクトがある深海生物、
その生物たちは深海で生き抜くために環境に合わせて進化した、いろいろな生態をもっています。
そういうところが、深海と深海魚たちの魅力だなと私は思っています。
見た目にインパクトのある深海生物たちですが、
そんな深海生物たちのグッズをもっと気軽に持ちたい!と思って作っているのが、「深海Collectite」の深海魚グッズです!
スマホケースやTシャツなどをメインに、ステーショナリーも取り揃えております。
興味のある方は、ぜひSHOPをのぞいてみてくださいね!!
深海魚・深海生物たちがたくさん描かれたiPhoneケースです。
<登場生物>
デメニギス/メンダコ/シーラカンス/オウムガイ/ラブカ/ダイオウイカ/スケーリーフット/ブロブフィッシュ/オオグチボヤ/ダイオウグソクムシ/リュウグウノツカイ/ギガントキプリス/ユビアシクラゲ/アカチョウチンクラゲ/チョウチンアンコウ/クリオネ/ウルトラブンブク/コウモリダコ/リンゴクラゲ/ミツクリザメ/マッコウクジラ/サケビクニン/クダクラゲ
※対象機種・素材等は「購入はこちら」より商品詳細ページをご…
人気者やメジャーな深海生物たち12種類をフレークシールにしました。
◆手帳、日記、お手紙、ノートなどへのデコレーションに
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※再剥離ではありません
※耐水性はありませんので、濡れた手で触れない様ご注意ください
メンダコ、ユビアシクラゲ、ハダカカメガイ(クリオネ)、オウムガイ、ダイオウグソクムシ、ブロフフィッシュ、ウルトラブンブク、オオクチボヤ、シーラカンス、ラブカ、リュウグウノツカイ、ミドリフサアンコウ
【内容量…
最後までご覧いただき、ありがとうございました!